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2025/06/20 07:58 |
どの口で「責任」と言うのかメッキが剥げた安倍内閣
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安倍内閣の支持率が急落だそうだ。これも、社会保険庁の数々の不始末に加え、年金問題、さらに松岡農林水産大臣の自殺が響いているのだろう。

ここへ来て、安倍首相は年金の五千万件に及ぶ支給漏れを1年以内に照合し、解決すると言っているが、今までずっと放置してきたくせに、どの口でそういえるのだろうか。どうやって1年以内に照合するのか、何も示していないし、明らかに内閣支持率低迷が今度の参院選に響くとみての一時的な言い逃れに聞こえる。

そもそも年金支給漏れの問題は、基礎年金番号を導入する際、年金ごとに違う番号で管理されていた記録を統合する過程で起きた問題である。そして、問題点を指摘されたにも関わらず、その後政府は十年間も放置してきた。やれ、領収書をもってこい、持ってこなければ認めないぞ、というのがお役所の姿勢で、同時に政府の姿勢であった。それは単に名前を勝手に読み間違えたり、入力ミスをしてきたずさんな行政の手続き上の誤りであって、勿論年金加入者の責任ではない。

社会保険庁などの役所は、グリーンピアのような無用の長物をたくさん作っておきながら、年金の事務処理を正そうともしてこなかった。元々、安倍首相自身が、「不安をあおるな」とかマスコミに責任があるかのようなピントのボケた発言を繰り返す一方、加入者が領収書などで立証せよとの姿勢だった。今さらなんだというのが、正直な感想。

結局、「特例法案」を出したのは良いが、国民に展望を示さず、年金その他の問題解決に責任を負っている社保庁を解体し、国の責任を放棄しようとしている。そのくせ、選挙が近くなると、国民には「責任、責任」と、1年以内という期限をきった根拠も明らかにせず、恰好をつけている。こんな二枚舌の無責任政権はもうごめんだ。

<写真は安倍首相の祖父、戦犯・岸信介(東條英機の向かって左に立っている)>
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2007/10/08 13:17 | Comments(0) | TrackBack() | 閑話休題

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