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2025/06/20 15:22 |
ほとほと呆れた赤城農相の卑劣な弁明

この赤城徳彦農林水産大臣、ほとほと呆れ果てた御仁のようだ。例の事務所経費問題に加えて、今度は政治活動費を二重計上した不正まで行っていた。しかも、その二重計上も領収書の小さくとったコピーを添付するなど、単なる事務処理ミスではなく、作為的におこなった可能性大である。

赤城徳彦農林水産大臣といえば、なくなった祖父赤城宗徳(農林大臣や防衛庁長官を務めた戦前からの保守政治家)の跡を継ぐような格好で政治家になった人物。安部政権でおきた数々の不祥事で、既に閣僚で辞任が2人(佐田行革担当大臣、久間防衛大臣)、自殺が1人(松岡農林水産大臣)となっており、自殺した松岡農林水産大臣にかわって就任した、赤城徳彦農林水産大臣にもいろいろな疑惑がもたれている訳だ。

結局、安部政権とは疑惑のデパート政権、疑惑の総合商社政権であり、重要なポストを国民とは関係ない論功行賞で決め、永田町の論理を貫いているから、不正を働く大臣が続出するのだ。

佐田行革担当大臣の件は、自らの政治資金団体が政治資金規正法で定められた適切な会計処理をしていなかった問題である。松岡農林水産大臣については、「なんとか還元水」が記憶に残っているが、事務所経費問題とやはり「緑資源機構」の大汚職が自殺の原因とされる。この松岡前大臣の疑惑は、かなり以前に遡るのだが、本人が自殺してしまい、全容解明が難しくなっている。そして、原爆投下を「しょうがない」といった久間防衛大臣。死んだ人には酷かもしれんが、3人の大臣ともろくなもんじゃない。

もっとろくでもないのが、この赤城徳彦という大臣。だらしないうえに、卑怯である。

2007年7月28日のスポニチ annex newsによれば、
「後援会事務所費問題などで批判されている赤城徳彦農相(衆院茨城1区)に、今度は関係2団体が政治活動費約20万円を二重計上していた不正事実があったことが27日、分かった。赤城事務所は『事務処理のミス』として一方の団体の収支報告書を訂正した。この日午後、北京から帰国した赤城農相は、体調不良を理由に無言のまま搭乗機に横付けされた公用車に乗り込み病院へ。夜になって陳謝したが、安倍政権にはあす投開票の参院選を前に新たな痛手となりそうだ。

 異様な光景だった。午後1時ごろ、成田空港に到着した赤城農相は、上着を脱いでネクタイを緩め、うつろな表情。ボーディングブリッジからサテライトを通らずに、搭乗機下の地上に降りた。待ち構えた記者団の質問には一切答えず、振り向きもしない。足早に公用車に乗り込み、空港から去った。

 農水省は『体調不良で都内の病院に向かった』と説明したが、赤城農相は午後8時すぎ、東京都港区の議員宿舎で取材に応じ『事務処理上のミスがあった。率直におわび申し上げたい』と陳謝。自らの体調について『北京では頭痛、腹痛、目まいがした。(診察を受け)疲れがたまったんだろう』と説明した。」

もはや低次元な言い訳でしかない。それにひきかえ、爺さんの赤城宗徳は保守政治家でもまだエラかった。爺さんも、さぞや地下で泣いていることであろう。

もっと、問題なのは、こんな私利私欲で不正を働く、しかも国費を掠め取る、文字通りの「税金泥棒」を安部首相が許し、解任していないこと。また、自民党もこんな人物は除名にすべきであろう。
現に一部の自民党議員からは赤城辞めろコールが出ている。

国民に背を向ける自民党・安部政権よ。今こそ、国民の審判を受けよ。

軍艦旗を焼いて不戦を誓った小生も、旧海軍軍人・反軍下士官として、最後まで戦うぞ。

(注)反軍下士官とは小生の造語であり、海軍のなかで反戦活動をした「聳ゆるマスト」の阪口喜一郎・木村荘重グループはわれわれより年長で、かつ小生の知るところではありませんでした。また戦後のいわゆる反戦自衛官とも、小生は関係ありません。何度も繰り返しますが、小生は防衛庁・海上自衛隊に在籍したことは一度もありません。

(写真は「聳ゆるマスト」の反戦水兵の活動拠点となった軍艦榛名)

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2007/10/08 12:07 | Comments(0) | TrackBack() | 反軍下士官森某

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